2024-04-29
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実際に転職すると感じる慣習のギャップ

エンジニアは転職する時にどのような業務に従事するかを決めるのが大きな課題になる。スキルを広げていくために今までとは異なる種類の業務に従事できる職場に転職するというケースも多い。
一方、もっと稼げるようになるために転職先を探したいという場合には、今までと全く同じ種類の業務に従事できる職場を選ぶ傾向がある。その方が今までのキャリアもスキルも正当に評価してもらうことができ、即戦力として高い待遇を与えてもらいやすいのは確かだろう。本人としても新しい現場で今までとあまり変わらない形で働けるから楽だと考えていることがある。
しかし、現実的にはこのような場合でも新しい現場に出た途端に大きなギャップを感じることが多い。同じ種類の業務であっても現場による慣習には大差があり、今までと同じように働けることはあまりないのである。
IT業界では現場の業務効率化を徹底する傾向が強く、その方針も企業によって独自のものになっている。そのため、業務フローだけに着目しても現場によって大差があり、以前はルーチンのようにこなしていた業務も当面はよく考えながら行わなければならない状況になりやすい。
書類やプログラムの書き方などにも慣習があり、現場による差が大きくなっている。そのため、転職するとエンジニアは働き方を抜本的に見直さなければならないこともある。あまり大きなギャップを感じたくないという場合には、転職前に情報収集をして比較しておかなければならない。