2024-04-29
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転職エージェント利用について

エンジニアがこれまでの経験を活かして転職しようと考えている時、転職エージェントは心強い味方になってくれるものだ。希望条件に合う求人を探してくれるだけでなく、面接日程を調整してくれたり、悩み事の相談にも乗ってくれたりする。活用することで転職を成功へと導ける可能性も高くなるが、そこには意外な落とし穴が隠れているケースもあるので、注意が必要だ。
転職エージェントの利用で第一に挙げられる問題点が、担当者が必ずしもエンジニア業界に詳しくない場合がある事だ。例えば新人の担当者だったり、他の業界の担当から異動となったエージェントの場合、エンジニアの転職市場について深く認識していないケースがある。このような場合、その担当者に任せきりにするのは危険だ。時には心を鬼にして、他のエージェントに変えてもらうよう会社側に伝えることも、必要だと言えるだろう。転職エージェントは、担当してくれる人物の経験や能力によって、成否が左右されると言っても過言ではない。だからこそ、本当に仕事ができる担当者を選ぶ事が大切だ。
また、転職エージェントを利用すると、希望条件とは微妙に異なる求人を紹介されるケースも少なくない。これは希望条件に合致する求人が出ていないため、それに近い求人を紹介している事が予想される。問題なのは、ここで簡単に妥協してしまうことだ。転職エージェントの提案に飲み込まれてしまうと、転職後に後悔することになり兼ねない。したがって妥協できる条件かどうかは、入念に考えることが大切だ。